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ツバキ文具店

2017年5月6日(土)
端午の節句が過ぎ、初夏の気配が進む。
夏への扉を探してみようか。
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小川糸原作『ツバキ文具店』のTVドラマに心を癒される。
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時が静かに優しく流れる構成は、殺伐とした日常に疲れ、暗く沈んだ心を温かく包んでくれる。
ドラマの冒頭に流れる白石めぐみ作の音楽や絢香の書き下ろし主題歌「コトノハ」が、ゆったりとした時の流れをイメージさせてくれる。
古都鎌倉が舞台であることも悠久の時の流れを醸し出すことに一役買っている。
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代書屋とは宛名書きなどの代筆を生業とする職業だと思っていたが、手紙を依頼人に代わって書くことは知らなかった。
依頼人に成りきり、手紙を送る相手の気持ちも慮る。
依頼人と送られる人の双方に、しっかりと向き合う。
誰にでもできることではなく、簡単なことではないだろう。
その分、価値のある貴い仕事であるといえる。
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ドラマは秀作である。
ドラマの原作も秀逸に違いない。
原作に対する書評(レビュー)は概ね好意的であるが、中には辛辣な評価もある。
そんなに細かく「ツッコミ」を入れなくても、心地よい雰囲気を味わいたい。
そうはいっても原作を読んでいない。今度読んでみよう。
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なみだ橋

2017年5月3日(水)
風薫る穏やかな連休の中日。
物騒な世界情勢に翻弄されている日本だが、平穏無事なほうがいいに決まっている。
ついに安倍首相が憲法改正に動き出した?!
天気晴朗なれども波高し、といったところだろうか。
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山本周五郎の短編時代小説をドラマ化したシリーズの『なみだ橋』を観る。
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世間の誰からも嫌われ、見捨てられた息子でも、お腹を痛めた母親には可愛いわが子。
海の底よりも深く、広い母の子を想う愛情に、涙を堪えることはできない。
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原作の題名は「立春なみだ橋」である。
寒く厳しい冬を乗り越えて、ようやく暖かい春を迎える。
苦難の末にたどり着いた人生の春。
本当の親子以上に熱い絆で結ばれた「母」と「息子」の人生の旅が始まる。
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ローハイド(2)

2017年4月19日(水)
昨日に比べると幾分涼しい。
風が強い。春の不安定な気候が続いている。
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「ローレン ローレン ローレン」
TVドラマ『ローハイド』 の主題歌の歌詞である。
西部劇らしいメロディと相まって、何とも郷愁にかられてしまう。
ドラマを観ていた者ならば決して忘れられないフレーズだ。
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このフレーズは原曲の英語では" rollin',rollin',rollin', "となっている。
「ローリン」と発音しているのだろうか。
YouTube にアップされている数ある投稿を聴いてみると、ほとんどは「ローレン」に聴こえる。
だが、英語耳ではない自分にも「ローリン」と聴こえるバージョンがある。
たぶん「レ」と「リ」の中間の発音なのだろう。
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歌の終りに近いフレーズには、もっと悩ましい発音がある。
「ララミー ローハイド」である。
これまた西部劇の傑作である『ララミー牧場』が頭に浮かんでくるので、そのように聴こえてしまう。
原曲の英語では" ride 'em in, rawhide! "となっている。
正しい発音かどうか知らないが、おおらく「ライディミン」が「ララミー」に聴こえるのだろう。
YouTubeのどのバージョンでも、何度聴いても「ララミー」に聴こえる。
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英語が苦手な代表的日本人のひとりである。
正しく聴き取れないのは仕方がない。
が、この名曲を聴くと、遠い子どもの頃の想いが湧きだして涙を誘う。
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ローハイド

2017年4月18日(火)
暖かい、いや暑いくらい気温が高い。
関東の北部では真夏日らしい。
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米CBSのTVドラマ『ローハイド』 をイマジカBSで連日早朝に放映している。
懐かしい。
日本では1959年から1965年まで現在のテレビ朝日系で放送されたという。
東京オリンピックの前後である。
そのころ家にテレビ(もちろん白黒)はあっただろうか。
あったとしてもまだ7、8歳なので観ていないだろう。
その後、何度か再放送されているので、たぶん中学生の頃に観ていたのだろう。
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吹き替えである。
記憶力の悪い自分でも、声優の声が記憶の底から蘇ってくる。
飛びきり若いクリント・イーストウッドが出演している。出世作だという。
どの話か分からないが、クリント・イーストウッドが酒場で歌っているシーンがある。新鮮である。
何といってもクールなのが、主演のエリック・フレミング。
3000頭もの牛を追うカウボーイの隊長ギル・フェイバーを演じる。
どんな困難にも沈着冷静に対処する。
仕事に厳しいが、仲間を助けるためには命を惜しまない。
女性には紳士的に接し思いやりが深い。
颯爽としたカウボーイ姿が実にカッコいい。
映像は白黒なので分からないが、青い瞳のようだ。
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現在放映しているシーズン1は、全21話。
全体では8シーズン217話になる。
60歳前後の世代は、観ていた人が多いのではないか。
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あの頃、家には母が居て、父が居て、兄が居た。
家族4人でテーブルを囲んで『ローハイド』 を観ていたのだろう。
「やー!ローハイド!」の掛け声が懐かしくて堪らない。
涙が流れてくる。
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ONE TWO DON さん

2017年4月13日(木)
春らしい一日。
あちこちで桜吹雪が舞っている。
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相模原市内にあるカレーと創作料理の隠れた名店?!
ONE TWO DON 「ワンツードン」さんが今日から新装オープンした。
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わが家も二年ほど前から時々利用している。
新しいお店にはまだ行っていないが、旧店舗よりスペースが広くなったようだ。
美味しい“旨辛DONカレー”をまた食べにいこう。
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花まつり

2017年4月8日(土)
今日は灌仏会(花まつり)。
お釈迦様の誕生日である(といわれている)。
関東地方はあいにくの雨だが、満開の桜で明るい雰囲気が漂う。
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仏教の開祖である釈迦の本名は、パーリ語で「ゴータマ・シッダールタ」という。
日本人には、手塚治虫の漫画『ブッダ』で馴染みの名前である。
紀元前5世紀ごろに今の北インド地方に生まれて仏教を開いた。
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日本を含め東南アジアを中心にして世界中に知れ渡っている宗教であるが、ブッダの人となり、思想は、何で知ることができるのだろうか。
仏教の経典は種類がたくさんある。
どれがブッダの教えに近くて、どれがそうでないのか。素人にはほとんど判らないが、釈迦の伝記ともいえる『アーガマ』という仏典がある。
釈迦の入滅後、100年から300年ほどの間に作成された初期の仏典である。日本では漢訳の『阿含経』として知ることができる。
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日本で広まった仏教は、ほとんどが大乗仏教に分類される宗派である。
大乗仏教は、悟りを開いて解脱(自分自身の救済)するよりも他者の救済を優先する。
『アーガマ』よりも後に作られた大乗仏教の経典は、この利他行の考え方に基づいている。
素人考えであるが、おそらくブッダの教えの一部をことさらに強調しているのではないか。
ブッダの根本思想を知るには、やはり初期の経典に依ることが必要ではないか。
『アーガマ』や漢訳『阿含経』は学術的に研究が進んでいる。
仏教を知るうえで、これらの研究成果を参考にすることも大切である。
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お釈迦様の誕生日なのに堅い話になってしまった。
阿羅漢(仏弟子で悟りの境地に至った者)ならぬ“アラ還”の身であり、普通の悩み多き人間であるが、「苦集滅道」について考えてみようか・・・。
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大将首

2017年4月5日(水)
次々と桜の満開の便りが届く。
桜の薄桃色、菜の花の黄と緑、青い空・・・春の色彩には心を癒す力がある。
入り日薄れるおぼろ月夜ほど淡い感傷に浸れるものはないだろう。
時は二十四節気の清明にあたる、すがすがしく美しい時節。
春は穏やかに希望に満ちた心持ちで暮らしたいものだ。
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山本周五郎の原作『大将首』をTVドラマで観る。
山本周五郎の短編時代小説をドラマ化したシリーズの第一話である。
大将首とは戦国時代に敵の大将の首をあげることをいい、時代が下って江戸時代になると立身出世することをさす。
浪人となった上級藩士が武士の矜持を貫く。
夫を陰で支える妻。妻も武家の女子としての矜持を貫く。
切腹も覚悟の上で採ったあることがきっかけで、士官が叶うことになる。
夫は「わしにとって、おまえこそが大将首だったのだ」と妻に感謝する。
しんみりとした夫婦愛、人情味溢れる展開に、思わず感泣してしまう。
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ドラマのPR番組で山本周五郎の作品の魅力を、大学教授が紹介している。
その中で泣ける作品を三つ挙げている。
「柳橋物語」
「日本婦道記・二十三年」
「日本婦道記・墨丸」
胸が詰まり、涙がぼろぼろ零れるという。
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以前に、寺尾聰と宮崎美子が演じた映画「雨あがる」を日記で取り上げたことがある。
浪人もの、夫婦愛を描いたところは「大将首」と通じる。
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山本周五郎の作品の魅力は短編にあり、「下町もの」と「武家もの」に分けられるという。
これらの原作を読んでみようと思う。
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春とはいえ

2017年4月4日(火)
丸一ヶ月ぶりの日記である。
あちこちで桜が開花し、間もなく春爛漫の時節を迎える。
桜と菜の花が美しい姿を魅せる。心が軽やかになってくる。
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巷では自然の美しさとは対照的に、テロやミサイル発射の緊張の不穏な空気が蔓延している。
平穏に暮らしたいものだが・・・。
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個人的には落ち込むことばかりで、日記が進まない。
読みかけの本が溜まっている。
TV番組も録画しっぱなしが多い。
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男子フィギュアスケートのワン・ツー・フィニッシュやサッカーW杯アジア最終予選の快進撃など、
心躍る日本人の活躍に気持ちを切り替えていこうか。
心の中にも春を呼び込もう。
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分断

2017年3月4日(土)
暖かな冬晴れ。
ちらし寿司を食した桃の節句が過ぎ、明日は啓蟄である。
「早春賦」の季節も、しだいに本格的な春に変わってゆく。
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先日、アメリカのトランプ大統領の就任以来初の議会演説を、ほぼ全て生放送で視聴した。
演説の途中に何度か(も)、議員たちは立ち上がって拍手(スタンディングオベーション)する。
共和党だけでなく、民主党の議員の大半がスタンディングオベーションする場面もあった。
不法移民に息子を殺害された男性を議場に招いて祝福し、夫を軍事作戦中に亡くした婦人もまたしかり。そういったアメリカの「英雄」を称えるシーン(演出)では、党派を超えて称賛を惜しまない。
全般的に良かったのではないか。
「驚くべき」税制改革の詳細はなかったが、今後の政策に期待が持てる内容に好感している。
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その日の夕方、日本の某民放局のニュース番組ではアメリカの「分断」を強調していたが、とても違和感を覚える。
その番組では、トランプ大統領の演説中のスタンディングオベーションを一部しか放映していないからだ。
共和党議員だけが立ち上がり、民主党議員は座ったままの場面を何度も取り上げ、多くの民主党議員もスタンディングオベーションしている場面を全てカットしていた。そして「分断」が加速しているようなことを報道する。
まるで「分断」を印象操作しているとしか思えない。
アメリカ合衆国に存在する「分断」は、その詳細については知らないが、大手マスコミや評論家などの批判がかまびすしい。
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アメリカ合衆国は、明らかに日本とは国柄が異なる。
その理解の一端になるかもしれない書籍を見つけた。
『ハーバードで喝采された日本の「強み」』
扶桑社 (2017/2/26)
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著者の山口真由氏は、元財務官僚で、ハーバード・ロースクールに留学した弁護士である。
東大法学部を首席で卒業したというほどの才女である。
しかも「天は二物を“与えた”」美貌である。
それはさておき、著者は次のように主張している。
 - アメリカを知るためのキーワード——それは「二極対立」 -
「右」か「左」か2つの選択肢しかないのが、アメリカの二極対立社会の特色、だという。
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今、アメリカ社会を覆っている「分断」。
それは世界を席巻してきたグローバリズムと、その反動としてのナショナリズムの台頭とも深く関係しているように思える。
アメリカや世界の諸情勢を考えると、これからの日本の立ち位置はどうあるべきか。難しい問題である。
ひとりの親として、子どもたちの世代が今よりも幸せに暮らせるように祈るばかりだ。
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嫌われる勇気

2017年2月1日(水)
冬晴れ。
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今、世界はアメリカ合衆国の新しい大統領の一挙手一投足に身構え、翻弄されている。
同じように日本列島は寒暖差の大きい気候に右往左往している。
次男の中学校ではインフルエンザによる学級閉鎖が相次いでいる。
毎年この時期に受験シーズンのピークを迎える。
日本の受験生は難関の入試を勝ち抜くだけではなく、この自然環境とも闘わなくてはならない。
That must be tough.
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『嫌われる勇気』。
アドラー心理学に基づく犯罪捜査のTVドラマである。
タフな内容である。
じっくり観ていないと展開に付いていけなくなる。
一話ごとにアドラー心理学で唱えるメッセージが用意される。
そのスキルを駆使して犯罪の背後に潜む人間の心理を洞察し、暴いていく。
手に汗握るスリルはないが、心地よい緊張感に惹かれる。
ネット上では「陳腐だ」「魅力がない」等々、評判は良くないが、そうだろうか。そうは思わない。
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アドラー心理学は面白そうだ。
ドラマと同名の原作の共著者である岸見一郎氏は、哲学とアドラー心理学を研究している。
氏の近著「幸福の哲学」(講談社現代新書)を読むことにする。
副題に「アドラー心理学と古代ギリシアの知恵」とある。
自分のこれまでの人生と今の心の有りようを考える一助になるかもしれない。
「はじめに」を数行読み進めたところで、いきなり身が震える。
 - 今になって振り返ると、
  父と過ごしたこんな何気ないひとときが貴く思える -
これは、とある年末、幼い著者と父親が焚火を囲みながら「今年は暖かいなあ」と二言三言語り合った体験に幸福を感じているという著者の感慨である。
私にはささやかな幸福を感じる、父や母との“何気ないひととき”があるだろうか・・・。
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「嫌われる勇気」の共著者が2016年に「幸せになる勇気」という本を出版している。
その著作は読んでいない。
もしTVドラマ『嫌われる勇気』の続編があるとすれば、『幸せになる勇気』だろうか。
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