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基地のある風景

岐阜県5日目(第2週初日)のNHK BS番組「こころ旅」は、
航空自衛隊の岐阜基地の中にある一本道。
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お便りの女性は子どもの頃に基地内の官舎に住んでおり、基地の正門から官舎までは4kmはある一本道でつながっている。小中学生の通学のためにバスも走っていた。バスの本数が少なく、乗り遅れると歩いて帰るが、長い長い一本道は子どもにとっては遥か遠い道程だったようだ。
基地の敷地内では、火野正平さんたちと一緒に基地の職員が自転車で走る。普段とはちょっと違った雰囲気の走行が、何となく面白かった。
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私が住む相模原市も基地の町である。
お便りの「こころの風景」は自衛隊の基地であるが、相模原市は米軍基地である。今でも軍人用住宅を含めて市内の3カ所に米軍基地がある。
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お便りには「古き良き1970年代の基地内の暮らしは・・・懐かしく、心の中に残っています。・・・」とある。
70年代といえば、まだベトナム戦争が続いており、日本国内では70年安保闘争、連合赤軍による浅間(あさま)山荘事件が起きている。
その頃は、市内の米軍基地も頻繁に物資の移動があり、基地周辺ではデモもあったと子ども心に記憶している。沖縄の普天間基地移設をはじめ、全国に様々な基地問題があり、我が国の行く末を大きく左右する存在として横たわっている。
市内の基地の一つである相模総合補給廠(通称:相模デポ、私の子どもの頃はワイデー、正確にはYEDと呼んでいた)の敷地の一部を相模原市が使用しているが、今年(2013年)度末には一部が返還される予定だという。
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基地の問題は何かと悩ましいが、
「こころ旅」はいつも晴れ晴れとして気持ちがよい。
これからもたくさんの「心の風景」を愉しみたい。
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真夏日と木曽川

NHKのBS番組「にっぽん縦断 こころ旅」岐阜県の4日目は、真夏日。岐阜県内では最高気温が37度まで上がった。これは暑い!
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火野正平さんはバテバテ気味。
真夏の気温の炎天下、長時間のサイクリングはかなりきつい。
こころ旅」で書いたが、真夏の南九州を一週間ほどサイクリングした経験がある。私は19歳だったが、正平さんは御年60歳を超えている。その年齢で真夏日の炎天下を走る、しかも坂道も上るのだからいかに大変かよく分かる。
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この日の目的地は、木曽川を望む「こころの風景」である。ゆったりと木曽川が流れる。
川下りで有名な「日本ライン下り」の激しい流れとは違った、滔々と流れる木曽川。心が癒される流れである。正平さんも火照った身体が癒されたのではないだろうか。
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これからしばらく山また山の旅が続くと思うが、
がんばれ!正平さん!
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ヘビの思い出

今週のNHKのBS番組「にっぽん縦断 こころ旅」は岐阜県。
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一日目の目的地に向かう途中、正平さんがヘビを見つけた。
その途端、背後から叫び声が・・・
「ウギャー!○※×△!ダメなんです。△○×※!シッシッ」
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番組の監督さん(男性。時々監督は代わるようだ。女性のときもあった)が、大のヘビ嫌い。叫びながらモーレツな勢いで自転車をこいで行く。まるで東京ディズニーランドのアトラクション「ジャングルクルーズ」での “逃げ足が一番早かった隊長さん” のようである。
# 現在はどうか知らないが、開園当初からしばらくの間、
# 高い木にたくさん人がよじ登って、一番てっぺんに隊長がいる...
# その様子をスキッパー(船長)さんが面白おかしく話していた。
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正平さんが見つけたヘビは「ヤマカガシ」である。
猛毒を持ち、国内で数例の死亡もあるという。
私は小学生のときに山梨県の山林でヘビに咬まれたことがある。父が別荘地を購入するので、不動産会社の営業マンが我われ家族を連れて行ったときのことである。
(その別荘地の話は詐欺であったが)
シマヘビだったと記憶しているが、咬まれてから数時間ほど目が痛くてしょうがなかった。調べてみると、シマヘビには毒性はない。ヤマカガシやマムシは視神経に影響を与えるらしい。とくにヤマカガシは、毒液が目に入ると結膜や角膜の充血、痛みを生じるとある。ではヤマカガシだったのかもしれない。死亡する人もいるほど猛毒である。ぞっとするが、毒牙は奥歯にあるため深く噛まれないと毒の注入がないそうだ。強く咬まれた記憶はないので、毒液が目に飛んで入ったのかもしれない。強く咬まれなくて幸いだった。
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以前にも「女はイチコロや」で触れたが、番組で放送される場面が自分の昔の記憶を呼び起こしてくれる。それも楽しみのひとつである。
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いよいよこれからは、山また山の道程か。
がんばれ!正平さん!
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チャリオがボス!?

NHKのBS番組「にっぽん縦断 こころ旅」は今週、滋賀県を巡っていた。
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この時期は麦の穂がたわわに実っている。
どこもかしこも小麦畑は一面の黄金色で、目に鮮やかだ。
「麦秋」(ばくしゅう)。
麦にとって収穫の「秋」だから、こう呼ばれているようだ。日本語は美しく、奥が深い。
四季が織りなす日本の自然、風土は、我われ日本人の誇りでもあると思う。
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滋賀県での四日目、目的地に着くやいなや正平さんの「相棒」であるチャリオが、坂をグングン上がっていく。
正平さん曰く、
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「え、チャリオ、どこまで行くの」
「嘘だろ、俺も景色見るゆうとる」
「もう止めようや、いい加減にしときや」
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笑える!
チャリオがボスで、正平さんは「ダチ」ね...OK, it is.
 #「OK, it is.」は「なんちゃってね」の意味?
 # TED(アメリカのプレゼンテーションイベント)で
 # ブックデザイナーのチップ・キッドが使っている。
 # 私は英語に疎いので使い方が間違っているかも。
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正平さんとチャリオ、いつもとても楽しいコンビである。
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三日目の目的地に向かう途中で休憩した神社の境内でのひとコマ。
正平さんが、木の根元に蜘蛛の巣を見つけた。
袋状になっている巣で、正平さんは「こころ旅」でずっと探していたが、初めて見つけたという。地上性のクモが木の根元や岩や家の軒下などに作るもので、私が子どもの時分はよく見つけたが、最近はあまり見かけなくなった気がする。今の都会育ちの子どもたちは、知らないのではないか。
袋状の巣は、そーっと引っ張って抜かないとすぐに途中で切れてしまう。うまく抜けると中に蜘蛛がいる。懐かしい思い出だ。
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次週からは岐阜県、そして長野県へと入っていく。
四日目の伊吹山の山並みを見ながら、正平さんのグチが飛び出す(?!)・・・サイクリストにとって(私は過去だが)、その気持ちは分からないでもない。
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「こんなのばっかりだと思いますわ」
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がんばれ!正平さん!
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女はイチコロや

新緑が躍る京都府を巡ったNHK BSの旅番組「こころ旅」。
今回一番笑えたのは、地元の漁師のおじいさんとのやり取りだ。
おじいさん
「あんたににらまれたら 女はイチコロや」
正平さん
「またそれか もう退散や バイバイ」
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目的地に着き、投稿者のお手紙を読み終わってからの会話である。
芸能界きってのプレイボーイで鳴らした火野正平さん。
どこかの総理ではないが「人生いろいろ」、それはそれ、これはこれ。
正平さんの飾らないナビゲータとしての姿に好感をもっている。
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こころ旅は、投稿者の想い出の風景を紹介し、居ながらにして各地の風情を知ることができるところが魅力である。
私にとってはもう一つの魅力がある。
それは、目的地に向かう途中で出合うシーンに、自分の思い出が甦るときがあることだ。
今は人に貸しているマイホームで以前、犬を飼っていた。
名前は「ウエンディ」。10歳くらいになっており、右足か左足が悪かった。人間でいえば痛風のような症状だったと思う。
そのころ、自宅から少し遠く離れた川まで車に乗せて行き、河川敷で放し飼いにして自由に遊ばせていた。このころは家族でモトクロスをしていたが、その河川敷はモトクロスの練習をするライダーがよく集まる場所でもある。夕暮れが濃くなってきたので帰るためにウエンディを呼んだが、いつまで経っても戻って来ない。オートバイの爆音に驚いて逃げてしまったのかもしれない。仕方がないので、その日はそのまま帰ることにした。次の日も河川敷で探したが見つからない。ウエンディの迷子のことを掲示板(当時はまだブログのシステムがない)で知ったモトクロス仲間も探してくれたりした。しかし、ついに見つからなかったのである。
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京都府での初日、正平さんは桂川の河川敷で一匹のワンちゃんに出会う。
黒のラブラドール・レトリバー、10歳になるという。足元が少しおぼつかない感じに見える。黒目も少し濁っている。
「まだまだ頑張れ」と、正平さんが撫でてやる。
そのシーンを見たとき、ここ10年以上も忘れていたウエンディのことを思い出した。
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日本縦断、路地の旅?

今週、大阪府を廻っているNHK BSの旅番組「こころ旅」では、路地裏の道をすいすいと走っている。
番組の公式サイトには
「さすが大阪、幹線道路は交通量も多いので、
 できる限り交通量の少ない道を選んで走りました」
とある。
火野正平さんも「路地、ばっかりやな」と笑顔でぼやいていた。
応援メッセージに「路地を走る老人(笑)」などの書込みもある。
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このブログのタイトルは、番組を見ながら考えついたのだが、
ブログを書くときに番組のその日の公式ブログを見たら、
JJ(じぇじぇ)!・・・タイトルが、
「にっぽん縦断 路地の旅」
・・・
誰も思い付くことはみんな一緒か。
真似したなと疑われてもシャクだから「路地裏の旅」にしようと思ったが、
「にっぽん縦断 路地裏の旅?」では、ちょっと長い。
誤解を恐れずに敢て同じタイトルに決めた(末尾に?は付いているが)。
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経験からいうと長距離のサイクリング旅行では、幹線道路を走るのが普通である。
土地勘がないし、時間の制約などもあり、なかなか地元の路地裏を走ることはできない。
でも「こころ旅」で何度も出てきているが、その土地土地の食堂や喫茶店を見つけて、地元の人々と交流する楽しみがある。
「路地裏の旅」は、そんな魅力にも溢れている。
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お釈迦様と赤子

今週のNHK BS旅番組「こころ旅」は、大阪府。
火野正平さんが青年期を過ごした地元だけあって、ペダルをこぐ脚も軽やかだ。
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JJJ(じぇじぇじぇ)!
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NHKの朝ドラ「あまちゃん」の決めゼリフまで飛び出した。
日本で一番高いビルが大阪にあるとは知らなかった。
300mの高層ビル!
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今週イチオシの「風景」は、赤ちゃんの屈託ない笑顔。
投稿者の「こころの風景」ではないが、目的地の関西国際空港を見渡す海岸に向かう途中で立ち寄った喫茶店での様子が映った。
店主の孫である赤ちゃんを正平さんが抱っこすると、まるでお祖父ちゃんと孫のよう。赤ちゃんのあどけない素顔に、何物にも勝る癒しを感じる。
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大阪の一日目に訪れた四天王寺の金堂の壁画。
お釈迦様の一生を描いた大きな壁画は、圧巻である。
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こころを癒される、悟りを開いたお釈迦さまの姿と屈託ない赤ちゃんの笑顔。
今週もよい情景を見ることができて、嬉しい。
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雨のなかの坂道

NHK BSの旅番組「こころ旅」は、今週は兵庫県を巡っていた。
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3日目の「別宮の大桂」(べっくのおおかつら)は、あいにくの雨。本降りだ。
合羽に身を包んだ火野正平さんが、8kmほど続く勾配の急な山道を登る。
雨のなかの坂道はキツイ。
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私も若い頃ころサイクリングをしていたが、雨の日にポンチョを着て走った記憶が懐かしい。
雨の中を延々と続く登り坂を走るのは、大変である。
合羽やポンチョを着てるので、身体がどんどん暑くなる。
息苦しく、体力が急激に消耗してくる。
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火野正平さんとスタッフがとった手は、途中からバスで輪行。
それも貸切り!冗談から駒で、たまたま運休中の路線バスを借りられた。
都会の真ん中では無理な話しだが、誰にも迷惑をかけない。よい選択だ。
目的地も雨。
でも靄にけむる棚田の重なりが広がる景色は、美しかった。
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できれば、自分の「こころの風景」を投書してみようと思う。
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私のこころの風景

先週のNHK番組「こころ旅」は、どれも感慨深いものがあった。
とくに熊本県の長洲町のお便り。
「姫が浦」から有明海の先に望む雲仙岳の景色は、埋め立てられ、様変わりしている。
お便りの男性のこころに残っている50年前の風景は、今よりももっと素朴で美しいものであったろうと拝察する。
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私にも同じようなこころの風景がある。
いや、完全にこころの中だけに生きている風景である。
そこは、40、50年前は地元で「くじら山」と呼ばれていた。
複数の台地からなる土地柄で、崖の斜面から上に至るまで林になっている。遠くから見ると、場所によってはクジラの背のように見えるので、そう呼ばれていたようだ。
「くじら山」の林は今でも残っている。
すっかり様変わりしてしまったのは、「くじら山」の崖下にあった田園である。日本の各地に残る里山が、ここにもあった。
その田園はまったく埋め立てられてしまい、道路が通り、マンションも建っている。
今では考えられないが、崖下からは清水が湧き出ていて、沢ガニがたくさん生息していた。
田んぼの間を流れる小川には、ハヤなどの小魚が泳いでおり、素手でよく捕まえたものだ。
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その里山がなくなり、人々のこころの中にだけ残る風景となってしまった。
当時、日が暮れるまで夢中で遊んだことを想い出すと、とても寂しい。
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火野正平さんは、今回も坂道に悪戦苦闘する場面があった。ご苦労さま。
これからも初老の(失礼、熟年の)星、正平さんを応援している。
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「こころ旅」の内之浦宇宙空間観測所

俳優の火野正平さんが、全国を自転車で巡るNHKの旅番組の3シーズン目がスタートしている。
先週は九州の鹿児島県を4ヶ所訪ねている。
そのなかで、70歳の女性のお便りにとても感動した。達筆の上に、見事な文章に教養の高さを感じる。
その女性は内之浦のご出身。同窓会で数十年ぶりに故郷を訪れた際に、内之浦宇宙空間観測所と、どこまでも広がる大海原と澄み渡った大空に、あらためて心を打たれたという。
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「老いの憂いなど、吹き飛びました。」
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少女のように純真で、希望に満ちた心情が読み取れる。
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私が大学1年生のときに南九州をサイクリング旅行で1周したことは前回投稿した。
内之浦も通過しているはずだが、残念なことに記憶がまったくない。
当時、写真を撮ったのかどうかも憶えていない。写真もサイクリング計画書も見つからない。家の中を隅々まで探せば出てくるのだろうか。当時の記憶がどんどん薄れていくので、なんとしても見つけ出したいとは思っているのだが・・・。
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内之浦宇宙空間観測所は今では独立行政法人「宇宙航空研究開発機構(JAXA)」になっているが、まだ旧文部省管轄の宇宙科学研究所(ISAS)だった頃に、仕事で2週間ばかり滞在したことがある。十数年前のことである。
日本電気(NEC)の航空宇宙部門の子会社から下請会社のソフトウエア技術者として出張していた。風光明媚な自然は美しかったが、毎日仕事に追われ、のんびり景色を眺めている暇はなかった。施設の様子などもあまり記憶にない。がしかし、
「こころ旅」に、内之浦宇宙空間観測所の正門と守衛所が映ったとき、
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「あ!ここだ!」
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とその当時の記憶が蘇ってきた。身が震えるほど嬉しかった。懐かしさがこみ上げてきた。と同時に、当時の辛い出来事も思い出された。
妻の流産である。
流産のことは以前のブログで少し触れた。
内之浦の宇宙科学研究所(ISAS)に出張中に流産の知らせを受け、すぐに飛行機で自宅に帰った。
妻の無事を確認し、二日後には内之浦に戻った。
内之浦は、われわれ家族にとっても一生忘れられない場所となったのである。
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「こころ旅」、実にすばらしい番組だ。
これからの放送もとても楽しみにしている。
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