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初孫

2017年11月8日(水)
季節はすでに立冬。
晩秋の色が一段と濃くなり、一雨ごとに寒さが増すのだろう。
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先月、還暦を迎える。
次女から赤い肌着をプレゼントされる。
上下ともに赤い下着をつけると、齢の重さを感じる。
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今月、われわれ夫婦にとって初孫ができる。
長男は初婚であるが、お嫁さんはシングルマザーで入籍は今回が初めてである。
久しぶりに赤子を抱く。とても小さくて、軽い。
末っ子の次男が15歳なので、実に15年ぶりに赤ちゃんの感触に浸る。
お嫁さんの連れ子は帝王切開での出産だったので、今回も帝王切開である。
面会時はぐっすりと眠っている。
それでも小さな、小さな手に、こちらの指を添えるとぎゅっと握ってくる。
命の確かな力強さが伝わり、感動を覚える。
「初めまして。これからよろしくね」
そんな気持ちが自然に湧き上がってくる。
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お嫁さんにはこう言葉をかけた。
「○○(長男の名前)と二人で、家族4人、幸せな家庭を築いてください」
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長男夫婦と家族の幸せをひたすら願う。
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より善く生きる努力

積ん読」で触れた本を購入した。
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『75年目のラブレター』
(貴島テル子著 朝日新聞出版)
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素敵なタイトルである。綴られている内容はもっと素敵だ。
ご主人が残した150通の手紙は、ほんの一部が掲載されているにすぎないが、どれも愛と信頼と希望に満ちている。
貴島テル子さんが夫と出会って75年目に書いたラブレター。
最後に会ってからの七十年分の思いを込めて・・・とあるとおり、愛情にいっぱい満ちたお手紙である。
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「97年生きてきて思うこと」と題した文章に深く感銘を受ける。
日米開戦のさなか、一分一秒が死との隣り合わせにあり、九死に一生を得る体験など、ぎりぎりの時間の中で生きている。余命宣告をされて生きることに似ているともいえると、医師らしい見解を述べている。著者は、人の生はその長さではなく、短くともどれだけ深く充実していたかということに尽きると主張し、時間とはその過ごし方しだいで半分にも倍にもなるものだと言っている。
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認知症の母(15)」に書いた昨日の契約のとき、小規模多機能型居宅介護の施設のケアマネージャさんからアドバイスをいただいた。
「これからです。今からでも遅くありません」
「これから善くしていきましょう」
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今まで母の認知症を受け入れられず、母に辛く当たってきた親不孝者であることを吐露し、母の残りの人生の短さを思うと後悔先に立たずだと悩んでいる私に、温かい言葉をかけてくれたのである。
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ケアマネージャさんの言葉といい、貴島テル子さんの「長さではなく、充実しているか」の思いといい、深く考えさせられる。
より善く生きる努力を続けていきたい。
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わが子への想い

NHK朝の連続テレビ小説『おひさま』のテーマ曲(平原綾香の歌)にある歌詞に、熱いものが込み上げてならない。
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あなたは私の奇跡
あなたは私の希望
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わが子を慈しまない親はいない。わが子に何も期待しない親はいない。
しかし愛情のそそぎ方が下手だと、子どもに親の想いが伝わらない。
子どもの教育、とりわけ躾けは、家庭での親の責務である。学校での教育以前に、親の躾けが如何になされたかによって子どもの成長に大きく影響する。
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子どもの礼儀や態度に足りないものがあると知った時、父親としてとてもショックだった。同時に、親としての躾けに問題があったのだと自責の念に駆られた。
今からでも遅くはない。過ちて改むるに憚ることなかれ、である。
偉ぶることがないように教え諭すことにしている。
そうして少しでも社会人としての見識と処し方を身に付けてほしい。
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あなたが私の子どもとして生まれてきたことは奇跡だ。
あなたは私の生きる希望だ。
その想いを心に深く秘めながら子どもを見守っていきたい。
わが命の尽きるまで。
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命の匂い

これもNHK大河ドラマ「八重の桜」の1シーンで語られる。
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「赤子は、命の匂いがする」
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俳優の西島秀俊が演じる山本覚馬が語る言葉である。
深く心に響くセリフだ。
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続・胎内記憶

3月23日のブログで次のように書いた。
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胎内記憶が事実であるとしたら、中絶された胎児は、
 「ママ、パパ。お願い、やめてよ」
と叫んでいたかもしれない。
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これを撤回したい。
前回にも引用した対談記事(『致知』2013年4月号)を読み返して、思い直したからだ。
池川明氏(池川クリニック医院長)によれば、どのような境遇の赤ちゃん(胎児)でも、お母さんに感謝しているものであるという。
詳細は省くが、次のように語っている。
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「・・・・・
 これまで聞いた話から推測すると、
 どうもそういう子は、敢えて虐待や中絶をされるために
 その親を選んできているようなんです。
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 恨んでいる子は一人もいなくて、みんな
 「お母さんありがとう」って言うんです。
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 赤ちゃんはお母さんを精いっぱい応援していますし、
 命を懸けてお母さんを守ろうとしています。
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 そして長い目で見ると、中絶や虐待があったことによって、
 お母さんや家族が愛情を取り戻したりすることが
 あるようなんです。
 ・・・・・」
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思わず涙をこぼしそうになった。
そんな馬鹿な!と一蹴することは簡単である。しかし、
- 赤ちゃんは親を選んでくる -
- 親は自分が子供に選ばれたのだ -
と考えることによって、親子関係がよくなり、人生が豊かにもなる。
池川氏はそのように力説する。
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赤ちゃんの運命を決めるもの、命の尊厳、命の教育など
考えさせられる話である。
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胎内記憶

赤ちゃんに、おなかの中にいた頃の記憶があるそうだ。
反対する意見も多数あるが、否定する科学的な根拠があるわけではないようだ。
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小学生の作文に、
 「おなかにいた時に
 包丁(鉗子)が入ってきて、
 足を掴まれて引きずり出された(帝王切開)」
と書いている。(『致知』2013年4月号)
お母さんも「うちの子(胎内記憶を)しゃべります」という経験が結構あるらしい。
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胎内記憶が事実であるとしたら、中絶された胎児は、
 「ママ、パパ。お願い、やめてよ」
と叫んでいたかもしれない。
避けようのない、辛い運命なのかもしれないが・・・
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赤ちゃんの命って何だろう

NHKのBS番組で、
「赤ちゃんの運命を決めるものは何か」
というテーマのドキュメンタリーを視聴した。
とても重い内容だった。
発展途上国における出産事情を、お産の瞬間も放映して問いかけている。
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世界中の困窮している地域で「国境なき医師団」が日夜活動している。アフリカの新生児の死亡率は、日本の50倍。
アフリカの西海岸に位置するシエラレオネの事例では、子宮が破裂してから医療施設に運ばれた妊婦を帝王切開したが、既に赤ちゃんは死亡していた。死んだ赤ちゃんを取り上げる場面も映し出された。妊婦は頑張ったが、その後に死亡。医師団はみんなで涙を流したという。妊娠に対する教育が十分になされていれば防げたかもしれないケースである。
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わが家は4人の子どもに恵まれたが、妻は2回流産している。
どんなに注意を払っていても流産してしまうことはある。
妻が一番辛かっただろうが、私も涙が止まらなかった。
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日本国内の人工中絶の件数が 1955年をピークに年々減少しているというが、人工中絶は流産と違って罪深い行為であると思う。
やむにやまれぬ事情があるにせよ、命を奪うことに変わりない。
お母さんのお腹の中から出てくるまでは人格権など法律上は「人間」として認められていないそうだが、受精した瞬間にこの世に生を受けた命のエネルギーに満ちた「人」である。
それを大人(親)の都合で抹殺してしまう。
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やはり中絶に賛成することはできない。
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ブログのサブタイトルの境地に立とうとして立てない店主の心模様を綴ろうと思います。
人生ままならない店主は、写真のスキャンサービスという仕事をしています。デジタルカメラが全盛の中、大切な思い出の写真(主に紙焼き写真)をデジタル化して保存するお手伝いをしています。
神奈川県相模原市にある家族経営のサービスです。
写真は、長女が1歳の頃...かなり昔なので、店主も若い!(笑)
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