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振り込め詐欺の前兆

2018年10月23日(火)
13夜が過ぎ、朝晩は寒い。冬遠からじ。
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昼間家に居るといろいろな電話がかかってくる。
今日は、明らかに振り込め詐欺と思われる前兆の電話であった。
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電話が鳴り、すかさず応対に出る。
「はい、○○です」
ほんの1,2秒、間があり・・・「あっ、ご主人様でしょうか。○○様のお宅でよかったでしょうか」
最近流行っている日本語の文法を無視した言い方・・・男性の声。紳士的な響きはある。
こちらも1,2秒、間を置いて尋ねる。
「どちら様でしょうか」
すると・・・「△△様は×?$%」
△△は母の名前である。×?$%は丁寧語であったか、普通の尋ね方であったか覚えていない。
母が亡くなって3年経つというのに、母に電話をかけてくるとは。
すぐにピンとくる。
「ですから、どちら様でしょうか。そちらから名乗るのが礼儀で」
最後まで話す前に、ガチャと電話を切られた。
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間違いなく、振り込め詐欺の電話である。
高齢者を狙った卑劣な犯罪。
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あらゆる方面で不正がはびこり、虐待で子どもが命を落とし、社会的弱者に付け込む・・・。
弱者と高齢者が犠牲になる国。
日本はなぜ、こんなにも酷い社会になってしまったのだろうか。
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母の顔

2018年7月15日(日)
お盆(新盆)である。
うだる猛暑にまるで日本列島全体が熱せられているようだ。
今年は季節の到来が早く、桜の開花をはじめ、つつじの咲き具合や梅雨入りも梅雨明けも早い。暑い夏も足早に駆けてゆくのだろうか。
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久々に母の顔をみる。
この頃はお昼を食べたあとや夕方になると、無性に眠くなり仮眠をとることが多い。
今日も午後4時を過ぎた頃に強烈な眠気を催し、居間でばたんと横になった。
30分くらい寝たのだろうか。
半睡半醒の夢の中で、かつて母の店だった部屋に母がいる。いつも座っていた位置に母が腰かけて、こちらを見ている。遺影写真の母に似ているが、もっとずっと若い頃の、同居してから何度も居間から見たことのある母の顔である。
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夢である。
すぐに目が覚めた刹那、かつて腰掛があった場所に直前に夢で逢った母の顔を認めたような気がした。
家の中は節電のためにエアコンはもちろん、電気も消しているので薄暗い。
ほの暗い中に母の懐かしい顔を見たような感覚になり、しばらく感傷にひたる。
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お盆なので、母が帰ってきたのかもしれない。父も一緒だろうか。
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夏は始まったばかりである。
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春よ来い

2018年1月29日(月)
厳しい冷え込み。大陸からの寒波が日本列島を覆っている。
こう寒さが続くと、春が待ち遠しい。
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今日も昨日も雪の空・・・。
母がまだ元気な頃、入所していた老健(介護老人保健施設)で何度となく母に歌った『早春賦』。
母の顔が浮かぶ。
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春は待ち遠しいが、わが家の春は次男の進学が決まらないと来ない。
はーやく来い・・・。
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命日

2017年10月5日(木)
高く澄みわたった秋空。気温は低い。
昨日の中秋の名月に続いて、今夜も十六夜の月が眺められそうだ。
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母の二回目の命日。妻と墓参する。
霊園の空も高く、うろこ雲(巻積雲)が美しい。
母の命日2017年10月5日(1)
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母の命日2017年10月5日(2) 母の命日2017年10月5日(3)
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線香を供え、昼食を摂る。
日が差せば、ちりちりと暑い。
ぽかぽか陽気に誘われて、ちょっとだけ午睡する。
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来年も秋日和だといいな・・・。
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三回忌

2017年9月30日(土)
午前中は雲が厚かったが、お昼を過ぎるころから秋晴れになる。気持ちがよい。
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本日、母の三回忌の法要をおこなう。
四十九日も一周忌も、汗ばむくらいよく晴れた。
「お母さんが晴れにしてくれたのよ」
一番年下の叔母がしみじみと語りかけてくれる。
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三回忌2017年9月30日(1)
いつものように二人の叔母を車で迎えに行く。
母より一つ年下の叔母は今年夫を亡くして一人暮らしをしている。息災であるが、以前よりは弱っている印象を受ける。
土曜日であるが、日曜日に比べるといくぶん道が渋滞していたので、霊園に到着する時間が予想よりも遅くなる。
都内から車でくる従兄弟はかなり遅れる。渋滞が思いのほか激しかったのだろう。
粗宴の時間まであまり余裕がないので、従兄弟を待たずに法要を始める。
いつものように兄が読経し、一人ひとり墓に線香を手向ける。
法要が終わったころに従兄弟が到着する。
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三回忌2017年9月30日(2)
ばたばた慌ただしい法要になってしまった。早めに霊園を後にする。
道はどこも渋滞気味であるが、予定時刻の前には到着する。
豆腐と湯葉の懐石料理で人気がある「梅の花」に予約をしてある。
緑が心地よい日本庭園風の和食レストランである。駐車場の脇には、料理に使う(と思われる)朴葉のホオノキがある。
土曜日の午後だからであろうか、客で込み合っている。
法事用の懐石は一般的に冷めているが、温かい料理が食べたいので敢えて季節の懐石にする。
これが大正解であった。普段は滅多に食べない品に舌鼓を打つ。
参会者みんなに喜んでもらえた。
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母の次の年忌は7回忌である。
4年後である。高齢の叔母がまた元気に参列できるだろうか。
それまで毎年命日のころに集まろうか。
叔母二人が健勝であることを強く願いながら自宅まで車で送り届ける。
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2017年1月31日(火)
晴れ、冷える。
昨日の4月上旬の暖かさから一転して真冬の寒さに戻る。
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今日、目覚める前の早暁に見ていた夢に、母が現れる。
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【夢の様子】
部屋(我が家の中?)のような所でご飯を食べている私が、妻(たぶん)に「猫に食べられないように」と頼んで席を立つ。
テーブルの下に潜って何かを探す。
200万円位を出費する明細書のようなものを見つける。
それにはタバコの注文表が書かれている。
「何でこんなに注文したんだ!」、怒る私。
「間違ってしまった」「何か解らない」、“声なき声”が応える。
私の目の前に突然、母の顔が現れる。
一昨年の葬儀に使った遺影写真のように、ふくよかな母の顔がそこにあった。
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夢に現れた母は、認知症が疑われ出した頃の困惑している表情を見せている。
訳が分からないというような仕草のように思える。
夢の中で母に詰め寄っているとき、母の髪を掴んでいる。
生前、母の介護をしている頃、母の髪を掴んだり身体への暴力はやっていない。
言葉で罵倒したり暴言を吐いたりしたのは事実である。
それが「髪を掴む」という形で夢に再現されたのかもしれない。
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母の顔が夢のスクリーンいっぱいに現れた刹那に、目が覚める。
その途端に激しい呼吸で息苦しくなり、しばらく両肩が上下に揺れる。
夢を思い出し、深い悲しみが湧き上がり、自責の念にかられる。
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「ごめんね、お袋、ごめん・・・」
胸がつぶれる。
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(記:2月1日)
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追憶の母(22)

2016年10月31日(月)
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神無月(かんなづき)も今日で終わり。
出雲大社に集まった神々は、すでに国元にお帰りになっている(はず)。
10月18日に神々を見送る「神等去出祭」が出雲大社拝殿でおこなわれた、
と思いきや旧暦でのことなので、現代では神事を執り行うのは11月である。
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「○×※#;△?!」
列の先頭でご婦人がレジの従業員に何やらまくし立てている。
「△#○!×※;?・・・」
怒っているようだが、何を言っているのか聞き取れない。
レジ待ちで並んでいた私が駆け寄る。
ご婦人を抱え込むようにしてレジ前から移動させる。
「大丈夫ですよ」と声をかける。
反応はない・・・。
二三日前に見た母の夢である。
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確かに母である。
明け方に目覚める直前に見た夢なので鮮明のようで、あやふやだ。
でも母に間違いない。
好きなものを自分で買いたかったのだろう。
笑顔は見られなかったが、安堵したような雰囲気を感じた。
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動ける。
食べられる。
笑顔。
心身ともに健康なときは気づかないが、とても幸せなことである。
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追憶の母(21)

2016年10月16日(日)
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秋日和。
「今日も昨日も 黄金色の夕空」
唱歌『早春賦』の秋バージョン!?
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早春賦は春の訪れを待ちわびる歌である。
母がまだ健在で介護施設に入所している頃、何度も歌って聴かせた。
母は、無表情だったり、機嫌が悪くなったり、何となく興味を示している様子もあった。
だが、歌に合わせて指を動かしたことが1、2回はある。
黄金色の夕空を介護施設の窓から母と一緒に眺めたものである。
もうすぐ大山も丹沢も赤や黄に染まり、夕日を浴びて彩るのだろう。
母と眺めた大山や丹沢が懐かしい。遠い昔のような気がしてならない。
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仏前に花を供える。
仏前2016年10月16日(1) 仏前2016年10月16日(2)
妻がときどき買ってくる。
赤紫、薄い桃色、白と落ち着く取り合わせだ。
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追憶の母(20)

2016年10月5日(水)
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「秋霖や」と一句詠みたくもなる空模様が続いている。
日ごとに秋冷が増す。
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今日は母の命日。
あれから一年経つのかとしみじみ感じる。
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妻と二人で墓参する。
命日2016年10月5日(2)
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お昼用に買ったマックのハンバーガーとコーヒーを、取りあえず?墓前に供える。
命日2016年10月5日(1)
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先日営んだ一周忌の法要で供養した卒塔婆は、二列にまとめて固定されている。
強風で倒れないように霊園側で処置したようだ。
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母と父の御霊に合掌する。
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(記 10月9日)

追憶の母(19)

2016年10月2日(日)
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母の命日は10月5日である。
本日、一周忌の法要を営む。
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秋の長雨が続いているが、幸運にも天候に恵まれる。
母が彼岸から見守ってくれた御蔭ではないかと感じる。
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一周忌2016年10月2日(1)
欠席者を除いて12名の、ごく近親者だけの少人数で営む。
兄の読経で供養し、一人ひとりが線香を手向ける。
お坊さんはいなくても、真心のこもった法要である。
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今回初めて卒塔婆で供養した。
母の霊だけでなく、父の霊と先祖代々の霊の卒塔婆を立てた。
墓は兄が相続している。墓のすぐ隣は父方の従兄弟の家のお墓である。
参列している従兄弟たちも、父や母の卒塔婆を立ててくれている。
卒塔婆がたくさん立ち並ぶ。心が洗われる。
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一周忌2016年10月2日(2)
法要が終わり、場所を移して粗宴を開く。
母には妹が二人いる。叔母二人に母の遺影を囲んでもらって写真に収める。
四十九日の法要のときは蔭膳を用意したが、今回は母の好物であるチーズケーキと珈琲をお供えする。
生前、甘い珈琲を飲む母の姿が目に浮かぶ。
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粗宴も終わり、叔母二人を車で自宅に送り届ける。
来年は三回忌である。
叔母二人も高齢である。元気な姿で三回忌を迎えられるように祈る。
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(記 10月8日)
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ブログのサブタイトルの境地に立とうとして立てない店主の心模様を綴ろうと思います。
人生ままならない店主は、写真のスキャンサービスという仕事をしています。デジタルカメラが全盛の中、大切な思い出の写真(主に紙焼き写真)をデジタル化して保存するお手伝いをしています。
神奈川県相模原市にある家族経営のサービスです。
写真は、長女が1歳の頃...かなり昔なので、店主も若い!(笑)
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