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認知症の母(77)

母の記録【六十七】
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2014年8月24日(日)、入院17日目、ケア病棟6日目
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曇り、蒸し暑い。
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今日も車が無いので、行きも帰りも歩く。
脚が歩き疲れた。日頃の運動不足が祟る。
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昨日みたいに不穏にならないようにと祈りながら、母の病室に入る。
先週の水曜日と同じく、母が手を挙げた。
何となく心が軽くなる。
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今日はコルセットを付けて車イスにいる。
そういえば看護師さんや看護助手さんが少ないように感じる。
日曜日だからだろうか。
手薄のときに何かあったら困るから、用心のためにコルセットを付けたのかもしれない。
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夕食は、やっとの思いで3分の1くらい食べさせた。
全粥(量は元々少量)と、ミキサーの緑もの(ホウレンソウか?)とリンゴは、完食。
他の1品は、ほんのちょっだけ。
ミキサーのご飯は、手付かず。お粥があるので、もう食べないだろう。
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スプーンは一度も持とうとしない。
お茶(とろみ付き)が入っているコップのスプーンは、サッと抜くくせに、である。やれやれ・・・。
手の力はある。
夕食のトレイを下げようとする際に、お碗を掴んで直ぐには離さない。ふう・・・。
ほとんど、食べようとする意欲がない。
自分で食べようとする意志がない。
認知症の患者に、意欲を持たせることは至難のことである。
それでも根気よく、何度でも繰り返して働きかけることが大切である。最近、ようやくそう思えるようになった。
私自身も、すこし前進。
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入院17日目2014年8月24日(1) 入院17日目2014年8月24日(2)
食事が終わった後で、少し寛いでいる?
真剣に湿布を調べている、ようだ(笑)
母は話しながら(口が回らず、内容はほどんど判らないが)、笑い声を上げるときがある。
私の顔を見ながら「大変ね」、と母が言った。
「そう、大変なんだよ」と返事をすると、
母も私も思わず笑ってしまった。
こんな風に、時々ではあるが会話が成立するときがある。
少し心が和む。
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帰る前には、いつもそうしているが、食べるように話しかけることにしている。
「ごはん、いっぱい食べれば退院できるよ」
「ごはん、美味しいでしょ」
「食べようね」
母は、素直に「はい」と返事をしたり、頷く。
根気よく、繰り返して言い続けるしかない。
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ブログのサブタイトルの境地に立とうとして立てない店主の心模様を綴ろうと思います。
人生ままならない店主は、写真のスキャンサービスという仕事をしています。デジタルカメラが全盛の中、大切な思い出の写真(主に紙焼き写真)をデジタル化して保存するお手伝いをしています。
神奈川県相模原市にある家族経営のサービスです。
写真は、長女が1歳の頃...かなり昔なので、店主も若い!(笑)
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