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分断

2017年3月4日(土)
暖かな冬晴れ。
ちらし寿司を食した桃の節句が過ぎ、明日は啓蟄である。
「早春賦」の季節も、しだいに本格的な春に変わってゆく。
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先日、アメリカのトランプ大統領の就任以来初の議会演説を、ほぼ全て生放送で視聴した。
演説の途中に何度か(も)、議員たちは立ち上がって拍手(スタンディングオベーション)する。
共和党だけでなく、民主党の議員の大半がスタンディングオベーションする場面もあった。
不法移民に息子を殺害された男性を議場に招いて祝福し、夫を軍事作戦中に亡くした婦人もまたしかり。そういったアメリカの「英雄」を称えるシーン(演出)では、党派を超えて称賛を惜しまない。
全般的に良かったのではないか。
「驚くべき」税制改革の詳細はなかったが、今後の政策に期待が持てる内容に好感している。
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その日の夕方、日本の某民放局のニュース番組ではアメリカの「分断」を強調していたが、とても違和感を覚える。
その番組では、トランプ大統領の演説中のスタンディングオベーションを一部しか放映していないからだ。
共和党議員だけが立ち上がり、民主党議員は座ったままの場面を何度も取り上げ、多くの民主党議員もスタンディングオベーションしている場面を全てカットしていた。そして「分断」が加速しているようなことを報道する。
まるで「分断」を印象操作しているとしか思えない。
アメリカ合衆国に存在する「分断」は、その詳細については知らないが、大手マスコミや評論家などの批判がかまびすしい。
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アメリカ合衆国は、明らかに日本とは国柄が異なる。
その理解の一端になるかもしれない書籍を見つけた。
『ハーバードで喝采された日本の「強み」』
扶桑社 (2017/2/26)
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著者の山口真由氏は、元財務官僚で、ハーバード・ロースクールに留学した弁護士である。
東大法学部を首席で卒業したというほどの才女である。
しかも「天は二物を“与えた”」美貌である。
それはさておき、著者は次のように主張している。
 - アメリカを知るためのキーワード——それは「二極対立」 -
「右」か「左」か2つの選択肢しかないのが、アメリカの二極対立社会の特色、だという。
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今、アメリカ社会を覆っている「分断」。
それは世界を席巻してきたグローバリズムと、その反動としてのナショナリズムの台頭とも深く関係しているように思える。
アメリカや世界の諸情勢を考えると、これからの日本の立ち位置はどうあるべきか。難しい問題である。
ひとりの親として、子どもたちの世代が今よりも幸せに暮らせるように祈るばかりだ。
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ブログのサブタイトルの境地に立とうとして立てない店主の心模様を綴ろうと思います。
人生ままならない店主は、写真のスキャンサービスという仕事をしています。デジタルカメラが全盛の中、大切な思い出の写真(主に紙焼き写真)をデジタル化して保存するお手伝いをしています。
神奈川県相模原市にある家族経営のサービスです。
写真は、長女が1歳の頃...かなり昔なので、店主も若い!(笑)
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