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より善く生きる努力

積ん読」で触れた本を購入した。
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『75年目のラブレター』
(貴島テル子著 朝日新聞出版)
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素敵なタイトルである。綴られている内容はもっと素敵だ。
ご主人が残した150通の手紙は、ほんの一部が掲載されているにすぎないが、どれも愛と信頼と希望に満ちている。
貴島テル子さんが夫と出会って75年目に書いたラブレター。
最後に会ってからの七十年分の思いを込めて・・・とあるとおり、愛情にいっぱい満ちたお手紙である。
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「97年生きてきて思うこと」と題した文章に深く感銘を受ける。
日米開戦のさなか、一分一秒が死との隣り合わせにあり、九死に一生を得る体験など、ぎりぎりの時間の中で生きている。余命宣告をされて生きることに似ているともいえると、医師らしい見解を述べている。著者は、人の生はその長さではなく、短くともどれだけ深く充実していたかということに尽きると主張し、時間とはその過ごし方しだいで半分にも倍にもなるものだと言っている。
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認知症の母(15)」に書いた昨日の契約のとき、小規模多機能型居宅介護の施設のケアマネージャさんからアドバイスをいただいた。
「これからです。今からでも遅くありません」
「これから善くしていきましょう」
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今まで母の認知症を受け入れられず、母に辛く当たってきた親不孝者であることを吐露し、母の残りの人生の短さを思うと後悔先に立たずだと悩んでいる私に、温かい言葉をかけてくれたのである。
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ケアマネージャさんの言葉といい、貴島テル子さんの「長さではなく、充実しているか」の思いといい、深く考えさせられる。
より善く生きる努力を続けていきたい。
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ブログのサブタイトルの境地に立とうとして立てない店主の心模様を綴ろうと思います。
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神奈川県相模原市にある家族経営のサービスです。
写真は、長女が1歳の頃...かなり昔なので、店主も若い!(笑)
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