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認知症の母(310)

母の記録【二百八十七】
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2015年10月2日(金)
入院49日目
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雲は多いが晴れる。少し暑い。
これからは一雨ごとに寒くなるのだろう。
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正午ごろ、病院の医療相談員さんから電話が入る。
第一希望の療養型病院に転院が決まった。
熱は上がったり下がったりしている。
今朝は36度台に下がっているが、昨夜は40度くらいに上がったようだ。
酸素吸入しているとのこと。
小康状態を保つのはなかなか難しい・・・。
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午後、面会に行く。
入院49日目2015年10月2日(1) 入院49日目2015年10月2日(2)
酸素吸入は鼻からおこなっている。
胃の内容物を吸引する管も鼻に通しているので、痛々しい。
その他にも点滴の管や尿の管もあり、仕方がないとはいえ母が可哀想だ。
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呼吸は荒い。喘ぎ声を上げている。
マッサージはしないほうがよさそうだ。
髪の毛だけは梳かして、せめてもの身だしなみを整える。
袋に少し溜まっている胃の内容物は、うっすらと黒い。出血は止まっていない。
母の手を握っていると、母の腕全体と手に力が入る。内臓の出血しているところが痛いのではなかろうか・・・。
何もしてあげられず、見守ることしかできない。
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実習中の看護学生が病室に来る。
「○○病院に転院します。短い間でしたが、ありがとうございました」
実習生が在籍する看護学校は、偶然にも転院する療養型病院が運営している。
これも何かの縁。
「これからも頑張ってください」エールを送る。
実習生は笑顔で明るく、母に今日の別れの挨拶をする。
微かだが母が返事をしている。
「ありがとうございます」母の代わりにお礼を述べる。
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母の担当である看護師さんからお話しを聴く。
熱が40度に上がったときは顔が真っ赤になる。それでも母は生きようと闘っている。
熱が上がっている最中は悪寒が走り、身体全体に力が入る。
体力は消耗するが、母の生命力に頼り、見守る。
解熱剤は常時服用できない。それでも1度でも下がれば楽になる。
実習生といっしょに清拭する際に、少し時間がかかると「もういい」とはっきり話して訴えている。
朝、「おはよう」と返事をするときもある。
お話しを聴きながら、母が「今、懸命に生きている」ことを実感する。
看護師さんに深くお礼を述べる。
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Author:フォトワールド店主
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ブログのサブタイトルの境地に立とうとして立てない店主の心模様を綴ろうと思います。
人生ままならない店主は、写真のスキャンサービスという仕事をしています。デジタルカメラが全盛の中、大切な思い出の写真(主に紙焼き写真)をデジタル化して保存するお手伝いをしています。
神奈川県相模原市にある家族経営のサービスです。
写真は、長女が1歳の頃...かなり昔なので、店主も若い!(笑)
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