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追憶の母(4)

2015年11月15日(日)
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四十九日の法要を営む。
数日前から天気が崩れている。天気予報ばかり気になってしようがない。
この日は回復してまずまずの日和、胸をなでおろす。高齢の叔母さんたちも参列するので、雨では申し訳ない。
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朝早く、レンタカーを借り、二人の叔母さんを迎えに行く。
四十九日はごく近親者だけで行なうことにした。
服装も普段着でお願いしてある。
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兄と二人で霊園の事務所で、相続の手続きと納骨の費用を払う。
18年前、父の他界により母がここで相続を手続きしている。そのときの書類が残っている。因果は巡る。人の世の常。
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四十九日2015年11月15日(1) 四十九日2015年11月15日(2)
葬儀の日、市営斎場の火葬の担当者から女性にしては骨が多いとの話があった。母は骨太な体格である。
墓の中に、父の骨壺(蓋に文字が書かれている)がある。その横に母の骨壺(写真向かって右側)を安置する。
母の真新しいプレートが輝いている。これで母も大地に還った・・・。
母を含めてすでに六名がお墓に入っている。
墓の権利は兄が相続する。
私と妻はどうしようか。今流行の共同墓地でもいいかな・・・この先、追々考えてゆくことにしよう。
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四十九日2015年11月15日(3)
納骨が終わり、兄の主導で法要を営む。
このときになって空が俄かに明るくなり、じりじりと暑くなる。
叔母さんが「暑い、暑い」と声を上げる。
この時期には珍しく真夏のような日差しである。
兄の読経中、母の遺影を持ちながら陽の照りつく空を見上げると、“あの日”と同じ青空が広がっている。
あの日、妻を伴い母を墓参に連れてきた。今でもその光景が目に浮かんでくる。
過去記事: 認知症の母(111)パート1
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母の遺骨は大地に眠っているが、母の御霊は高く澄んだ大空の彼方にあるに違いない。
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(記:11月27日)
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ブログのサブタイトルの境地に立とうとして立てない店主の心模様を綴ろうと思います。
人生ままならない店主は、写真のスキャンサービスという仕事をしています。デジタルカメラが全盛の中、大切な思い出の写真(主に紙焼き写真)をデジタル化して保存するお手伝いをしています。
神奈川県相模原市にある家族経営のサービスです。
写真は、長女が1歳の頃...かなり昔なので、店主も若い!(笑)
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