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大将首

2017年4月5日(水)
次々と桜の満開の便りが届く。
桜の薄桃色、菜の花の黄と緑、青い空・・・春の色彩には心を癒す力がある。
入り日薄れるおぼろ月夜ほど淡い感傷に浸れるものはないだろう。
時は二十四節気の清明にあたる、すがすがしく美しい時節。
春は穏やかに希望に満ちた心持ちで暮らしたいものだ。
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山本周五郎の原作『大将首』をTVドラマで観る。
山本周五郎の短編時代小説をドラマ化したシリーズの第一話である。
大将首とは戦国時代に敵の大将の首をあげることをいい、時代が下って江戸時代になると立身出世することをさす。
浪人となった上級藩士が武士の矜持を貫く。
夫を陰で支える妻。妻も武家の女子としての矜持を貫く。
切腹も覚悟の上で採ったあることがきっかけで、士官が叶うことになる。
夫は「わしにとって、おまえこそが大将首だったのだ」と妻に感謝する。
しんみりとした夫婦愛、人情味溢れる展開に、思わず感泣してしまう。
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ドラマのPR番組で山本周五郎の作品の魅力を、大学教授が紹介している。
その中で泣ける作品を三つ挙げている。
「柳橋物語」
「日本婦道記・二十三年」
「日本婦道記・墨丸」
胸が詰まり、涙がぼろぼろ零れるという。
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以前に、寺尾聰と宮崎美子が演じた映画「雨あがる」を日記で取り上げたことがある。
浪人もの、夫婦愛を描いたところは「大将首」と通じる。
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山本周五郎の作品の魅力は短編にあり、「下町もの」と「武家もの」に分けられるという。
これらの原作を読んでみようと思う。
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神奈川県相模原市にある家族経営のサービスです。
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